治療した歯の寿命

再治療が必要になった修復物(むし歯の詰め物、被せ物)の、再治療に至った原因と使用年数を調べた調査によると、

使用年数
レジン(白いプラスチックの詰めもの)    5.2年
インレー(部分的な金属の詰めもの)     5.4年
鋳造冠(金属のかぶせ物)            7.1年
セラミック冠(白いかぶせ物)          8.0年
ブリッジ(金属の連続した被せ物)       8.0年

再治療の原因
詰め物周囲の新しいむし歯    33%
脱落                    17%
歯の根の再感染            13%
破折                     6%

           歯科修復物の使用年数に関する疫学的研究 口腔衛生学会雑誌 46 788〜796 1995

 

治療された歯ができるだけ長持ちすることはどなたでも望まれていると思います。しかし現実には、平均5〜8年で再治療となってしまうことが多いようです。
私たち歯科医師は、できるだけ再治療が必要にならないよう努力していますが、お口の中という過酷な環境(多量の細菌の存在、1歯あたり何十キロもの咬む力、不十分な歯磨き など)のもとでは、将来再治療が必要になることを想定した治療をせざるを得ない場合が多いのも事実です。